フィールドとテーブル

(ワイン) フランソワ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ ル・クロ・デュ・ヴュー・シャトー'17 750ml

◆ピュリニー屈指の生産者が造る、リッチで奥深さとエネルギーを感じる一本

フランソワ・カリヨンは、ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡るピュリニー・モンラッシェを代表する名家です。父である先代ルイ・カリヨン氏は、コント・ラフォンやルフレーヴと並ぶ偉大な白ワインの生産者です。近年、16代目となるジャック氏とフランソワ氏のカリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていましたが、父親ルイ氏の引退を期に所有畑が分割されることになりました。そして2010年、フランソワ氏は兄のジャック氏が継いだドメーヌから独立し、カリヨン家の新たな醸造所としてフランソワ・カリヨンが誕生しました。彼は、ルイ・カリヨン時代から、畑仕事、収穫、醸造などの現場経験を積み、カリヨン家の伝統を受け継いできました。彼のワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロソフィーを非常に大事にしています。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターであるところに魅力があります。
先代のルイ氏から、ピュリニーが誇るプルミエ・クリュ「ペリエール、シャン・ガン、コンベット」などを含む計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、更に、これまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼のもと、新しい畑も積極的に入手しています。また、栽培においてはビオロジックを採用し、1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて土を耕し、平均40hl/haと厳しい収量制限を行っています。細部にこだわるブドウ栽培の一方で、醸造については「ブルゴーニュの伝統手法である」と、多くを語りません。ルイ・カリヨン時代と変わりないワイン造りをしているというものの、瓶詰めの時期は熟成状態を見てから、醸造中のSO2の添加も減らしています。このような微細な調整を重ねて造られるフランソワ・カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えています。栽培から醸造まで一貫して手がけたファーストヴィンテージである2010年は非常に高い評価を得ており、名門から現れた経験豊かな「新星」がブルゴーニュの偉大な白の世界の新たな歴史を造ることに間違いありません。
通常の村名ピュリニーが複数区画のブレンドであるのに対し、こちらは0.7haのモノポールかつ最高樹齢60年というブドウを使用しています。また、比較的肥沃で粘土が厚い土壌のため、よりリッチで力強い味わいとなっています。レモンやリンゴ、白い花に僅かな新樽のニュアンスを感じるクラシックなアロマが漂い、しっかりとした果実の凝縮感に満ちた奥深さとエネルギーを感じる一本です。


産地 フランス/ブルゴーニュ地方/ピュリニー・モンラッシェ村
品種 シャルドネ 100%
色 白
容量 750ml
ヴィンテージ 2017
原語 Francois Carillon Puligny Montrachet Le Clos du Vieux Chateau

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