フィールドとテーブル

(ワイン) ロッシュ・ヌーヴ ソミュール・シャンピニー レ・ロッシュ'18 750ml

◆ロワールを代表するビオディナミの造り手ロッシュ・ヌーヴの、見事な果実味のカベルネ・フラン

ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴのティエリー・ジェルマン氏は、1992年ボルドー出身でありながら23歳という若さでロワール地方のソミュール地区に畑を取得し、この地で一からワイン造りを始めました。ティエリー氏は、ロワールのソミュール シャンピニーでいち早くビオディナミ農法を取り入れるなど、ロワールを代表するビオディナミの造り手であり、高い評価を得ています。ティエリー・ジェルマン氏は、ワイン造りの基礎となるのは畑での栽培であるという考えのもと、栽培においてビオディナミの考え方、手法を多く踏襲しています。一方で、ビオディナミ農法が持つ哲学的、宗教的な側面には興味が無いと言い切っています。「ビオディナミはこうすれば上手くいくというレシピではない、ましてや信じれば救われるという信仰でもない。これは自然との向き合い方であって、自然を理解し、尊敬し、制約することなくその力を導き出すことだ」と語っています。個々の考え方や手法の科学的な洞察を忘れること無く、テロワールの表現を最も意識して取り組んでいます。28haの所有畑は、ソミュール特有の「テュフォー(Tuffeau)」と呼ばれる石灰質の土壌で、2000年から有機栽培、2003年からビオディナミ農法を実施し、馬二頭で耕作しています。また、偉大なテロワールの区画は、ドメーヌ・ルロワやビゾのように、枝の先端は切らずに曲げることで、自然本来の樹のエネルギーや流れを奪わないようにしています。そして、カベルネ・フランは、透明感、フィネス、親しみやすさをワインで表現し、やぼったさ、派手なベジタル香、強すぎるタンニンは避けるようにしています。また、シュナン・ブランで造り出す白ワインは、シャープでキレが良く、キレイな酸とミネラル感を大事にして造られています。
こちらは、ロッシュ・ヌーヴの最もベーシックなクラスの赤ワインです。丁寧に手摘みされた樹齢25年程度のカベルネ・フランをステンレスタンクで発酵させ、一部を木樽、残りをタンクで澱と共に3~4ヶ月熟成させ瓶詰めされます。全ての工程は、ブドウの持つ活き活きとした果実味とフレッシュさピュアさを引き出すように行われます。赤系果実の香り、洗練された酸、滑らかな質感と上品なタンニンが心地よく、カベルネ・フランという芯の強い印象のある品種を見事なまでに緻密で繊細に造り上げています。ピュアな味わいで、あらゆる食事とも調和する落ち着いた品格を備えたワインです。


産地 フランス、ロワール地方、アンジュー・ソミュール地区
品種 カベルネ・フラン 100%
色 赤
容量 750ml
ヴィンテージ 2018
原語 Domaine des Roches Neuves Saumur Champigny

SOLD OUT

※こちらの価格には消費税が含まれています。

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