フィールドとテーブル

(日本酒) 水端 1355 500ml

◆時は1355年、古の奈良に伝わる古典技術が現代に蘇る

油長酒造は奈良県御所市にある300年を超える歴史ある酒蔵です。無濾過生原酒で知られる風の森、戦国時代の酒造りを今に伝える菩提もとで醸される鷹長、日本酒発祥の地とされる奈良で伝統と革新をともに酒造りを通じて古より続く奈良の風土や文化を守り、それを更に前進させながら後世へと受け継いでます。
「水端(みづはな)」とは、「物事の最初」「出はじめ、始まり」という意味。前衛的な取り組みで日本酒の可能性を探り、常に業界をリードしてきた「風の森」シリーズとは全く異なる、油長酒造の新ブランド。忘れ去られた古の奈良に伝わる古典技術を、当時の文献を頼りに現代のセンスで醸すことで日本酒の源流に迫ります。
「水端1355」は、室町時代の1355年に記された「御酒之日記」という名の醸造書をもとに醸されます。御酒之日記には、日本清酒発祥の地として知られる、奈良菩提山正暦寺で醸された「菩提泉」の製法が克明に記されています。現代の日本では完全に忘れ去られた「夏季醸造」の技術で醸された稀有な日本酒です。真夏に発酵温度が30度を超える条件下で進めるこの醸造法は、江戸時代に日本酒造りが冬季醸造に移行すると姿を消してしまいました。また、現代の酒造りでは当たり前の「段仕込み(原料を複数回に分けて投入する)」の概念が存在しないこの時代。酒母そのものを搾る酒造りのため、水端ではそれを「0段仕込み」と表現し、1355の造りに採用しています。醗酵した果実のような香りに熟成みりんのような要素も。それに乳酸発酵由来の香りや木の香りも組み合わさり、複雑な香りに仕上がっています。とろみがあり甘みを強く感じますが、酸も力強く、後口のキレはしっかりとしています。複雑で力強く濃厚な味わいです。風の森のルーツ、日本酒のルーツを巡る究極の古典奈良酒です。


カテゴリー 【another】
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 秋津穂 100%
精米歩合 非公開
アルコール度数 12%
容量 500ml
製造元 油長酒造(奈良/御所)

こちらもご覧ください
水端 mizuhana HP
https://mizuhana.jp/
Vimeo - 水端 mizuyama
https://vimeo.com/649878930
Vimeo - 日本清酒発祥の物語
https://vimeo.com/451701819

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[ Modern / Classic ]の説明はこちら
https://sumiyoshi-sake.jp/modern-classic/

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