2020/01/12 14:20
「酒が喜ぶ、酒と喜ぶお惣菜」
酒喜惣菜(しゅきそうざい)
酒を呼び、杯が重なるひと皿。
住吉酒販の角打ちメニューの中から
レシピをご紹介していく本コーナー。
昆布、鰹節、塩。
シンプルゆえに奥深い。
大好評の塩おでん編、第3皿はコチラ。
「トリュフ玉子」
(東京ミッドタウン日比谷店より)
味が染みつつ、とろり半熟!
かぐわしいトリュフの香りをまとった、
押しも押されぬ看板役者の登場です。
【材料】**********************************
玉子 適量
黒トリュフ 少々
トリュフオイル 少々
トリュフ塩 少々
酢 大さじ1
【おでん出汁 水2ℓに対して】
利尻昆布 約12g
鰹節 約15g
エソ煮干し 約25g
塩 約20g
【作り方】**********************************
〜おでん出汁〜
●昆布を半日ほど水につけておき、60℃、60分。
昆布を取り出し加熱、75℃で鰹節を入れて5分で濾す。
(昆布と鰹節のみのお出汁を「基本の出汁」と呼称します)
※ここで玉子用に基本の出汁を分けておきましょう。
エソのワタを取り除き、キッチンペーパーなどで巾着状に包み
基本の出汁へ入れる。塩で味を調整し、粗熱をとり落ち着かせる。
おでん出汁の完成!
〜トリュフ玉子〜
●生卵の殻に画鋲で穴を開ける。
(大変むきやすくなります。)
●沸騰したお湯にお酢を大さじ1程度入れ、5分半茹でる。
●氷水などで急冷し、殻をむく。
●分けておいた基本の出汁に塩を濃度1.1%を目安に入れ、
一煮立ちさせたものを密閉容器に玉子とともに入れる。
☆おいしさのキモ
出汁で煮るのではなく浸すことで半熟の仕上がりに!
●冷めるまで待ち、出汁を染み込ませる。
●玉子を二つに切り黄身にトリュフオイルを少々、
トリュフ塩をひとつまみ、温めた黒トリュフをスライスする。
温めたおでん出汁を敷く。
●完成!!
トリュフ玉子にぜひ合わせたいお酒は
「無窮天穏 天頂(てっぺん) 生酛純米大吟醸 原酒」
穏やかで芯のある味わいが出汁の風味と相性抜群。
トリュフの香りとともに続く
長く美しい余韻にウットリしてしまいます。
さて、今回使用した以下の食品たちは
住吉酒販各店でもご購入いただけます!
●利尻昆布(北海道 山本商店)
●鰹節(鹿児島 金七商店)
●エソ煮干(長崎 ヤマジョウ)
●塩 クリスタルプロ(佐賀 一の塩)
●ウルバーニ トリュフオイル(イタリア)
●ウルバーニ トリュフ塩(イタリア)
●無窮天穏 天頂 生酛純米大吟醸 原酒
一部取扱無い店舗もございますのでご注意ください。
リンクがついているものは住吉酒販公式オンラインストア
「フィールドとテーブル」にてお買い求めをいただけますので
ぜひご利用ください!
角打ちでもご自宅でも酒喜惣菜をお試しいただけたら幸いです!
(文・写真/山下洋平)